6 本サイトの参考図書・資料

 

ここからは、筆者がこのウェブサイトを作成するにあたり、参考にした図書・資料についてです。お読みになっていないものがある場合には、その読書案内にもなるよう、それぞれの参考図書・資料の内容も、簡単にご紹介しておきたいと思います。

ここに挙げている参考図書・資料の大部分からは、このウェブサイトの本文中で引用等を行っていますが、一部、全く引用を行っていないものも含まれています。

以下のテーマ別に分類していますが、分類の仕方がこのウェブサイトの本文の構成とは若干異なっている点は、ご注意ください。

 

 

第一次世界大戦に関する映像・写真資料、文学作品等

まずは、第一次世界大戦について、あまり知らない人にもそのイメージがつかみやすい、映像・写真資料や文学作品などについてです。

 

 

第一次世界大戦 (欧州大戦) についての参考図書・資料

第一次世界大戦の中核である「欧州大戦」についての参考図書・資料です。総合的な研究から、戦史、個別的な論点に関する論文まで、さまざまなものを含んでいます。

 

第一次世界大戦の全体像

まずは、第一次世界大戦について、軍事・外交のみならず政治や社会まで含めた全体像を総合的に記述している研究書等についてです。

 

第一次世界大戦の開戦の経緯

第一次世界大戦は、サラエヴォでのオーストリア皇太子の殺害事件から開戦したわけですが、それがなぜ局地紛争で収まらなかったのか、なぜ世界大戦になってしまったのか、開戦に至った経緯を確認する上で役に立った研究書等についてです。

 

第一次世界大戦の戦史 (リデル・ハート)

第一次世界大戦の戦史、すなわち大戦の軍事的側面を詳述しているものでは、何と言ってもリデル・ハート氏の著作が第一等であると思われます。ここでは、同氏の著作だけでなく、戦史家としての同氏への批判についても挙げています。

 

第一次世界大戦の戦史 (リデル・ハート以外)

第一次世界大戦の戦史のうち、リデル・ハート氏以外の著作についてです。第一次世界大戦の戦史全体を論じたものだけでなく、「シュリーフェン計画」などの特定の作戦や、特定の軍事分野などについて論じているものも含まれます。

 

第一次世界大戦の戦費・影響・結末

第一次世界大戦にかかった戦費、生じた影響や、ベルサイユ講和などについて論じているものについてです。

 

 

日本が戦った第一次世界大戦に関する参考図書・資料

第一次世界大戦期の日本の政治・経済

まずは、第一次世界大戦期に至る日本の政治・経済の状況を知るための、資料あるいは概説書です。

 

加藤高明と対華21か条要求

第一次世界大戦勃発時の大隈内閣で副総理・外相であった加藤高明は、日本の参戦に向けて積極的に動いただけではなく、青島攻略戦後には悪名高き対華21ヵ条要求を行い、対中国だけでなく対米外交でも、大きな失策となりました。加藤高明とその「対華21ヵ条要求」に関する研究書についてです。

→ 加藤高明と対華21ヵ条要求

 

一次世界大戦期の朝鮮・中国

第一次世界大戦期の日本を考えるさい、当時の日本が植民地としていた朝鮮、関東州を含む満州や、勢力拡大を図ろうとしていた中国などの状況は、理解しておく必要があると思われます。当時の朝鮮・満州・中国の状況についてです。

→ 第一次大戦期の朝鮮・満州・中国

 

日本の第一次大戦 戦史

日本が戦った第一次世界大戦についての概説書、青島攻略戦、南洋諸島や地中海での海軍の戦い、あるいは連合国への協力支援に関するものについてです。

 

シベリア出兵

第一次世界大戦の最末期から日本が行った、シベリア出兵に関するものについてです。

 

 

日本陸海軍の第一次世界大戦の教訓の学び方に関する参考図書・資料

第一次世界大戦後 (戦間期) の日本陸海軍 (通史)

第一次世界大戦後の軍縮期(戦間期)の日本の陸海軍に関するもののうち、通史的な記述のものについて。

 

第一次世界大戦後 (戦間期) の日本陸海軍 (各論)

第一次世界大戦後の軍縮期(戦間期)の日本の陸海軍に関するもので、大戦研究や国防方針など、特定の主題について記述しているものについて。

 

第一次大戦の教訓の学び方 ー 永田鉄山・石原莞爾

昭和に入って、日本陸軍の要職に就いて陸軍を牽引していた永田鉄山と、満州事変を起こした石原莞爾の二人は、どこまで第一次大戦の教訓を学んだのか、彼らの著作や評伝についてです。

 

第一次世界大戦の教訓の学び方 ー 水野広徳

第一次世界大戦の教訓を最も的確に学び、日米非戦を主張した軍人に、水野広徳がいます。その水野広徳の評伝と著作について。

 

 

まずは、第一次世界大戦について、そのイメージがつかみやすい、映像・写真資料や文学作品などについてです。